5月26日(水)は避難訓練(地震・火災)でした。
おやつ後、指導員に子供の頃の体験談(日本海中部地震)を語ってもらいました。
2、3年生は毎年の訓練で聞いた話なので「もう、聞いた!知ってる!」とブツブツ文句を言う子も…。
しかし、話が始まるとみんな真剣に聞き入っていました。
話だけではなかなか想像できない為、今年も実際に地面が揺れるとどうなるのか、カーペットを使って3年生の代表に体験してもらいました。指導員が折りたたんだカーペットの端を持ち、揺らします。立ったまま踏ん張る子、しゃがんでしまう子といましたが、激しい揺れに最後にはみんな転んでしまいます。見ていた子は実際に地震が起こったら…と目を丸くしていました。
続いて、『お』『か』『し』『も』の説明(クイズ形式)です。
指導員 「まずは、『お』分かる子はいるかな?」の質問に元気良く手が上がります。
児童 「押さない。押すと転んでケガをしちゃうから!」
指導員 「では、『か』かけないです。走っちゃいけないのだけれど何故かな?」
児童 「は?い!!走ると転んでケガをするから?!」
指導員 「つぎは、『し』な?んだ?」
児童 「しゃべらない!しゃべると物が落ちてきた時に気が付かないから?!」
「しゃべっていると先生の指示が聞こえないから?!!」
「は?い!!しゃべっていると転んでケガをするから?!」
指導員 「最後は、『も』分かるかな?」
児童 「戻らない です!!戻ると転んでケガをするから?!」
「それもあるけど、建物が崩れたり、火事に巻き込まれるからだよ!」
「ちは?『お』『か』『し』『も』『ち』だよ?!近づかないがないの『ち』が無いよ?!
『おさない』『かけない』『しゃべらない』『もどらない』『ちかづかない』5つのキーワードは学校での訓練もあり、みんなパーフェクト!『備えあれば憂いなし』いざという時の心構えを培えたのではないでしょうか。
また、「転んで怪我をしてしまう」事が無いよう繰り返し訓練していきたいと思います。