2/8(水)おやつ後、避難訓練を行いました。
先ず、昨年起きた東日本大震災で大勢の小学生が地震や津波の犠牲になった事、命の大切さ、地震が起きた時にどうしたら身を守れるのか?等の話をしました。その中で、もし大切な人の命が無くなってしまったら、どうしよう?との質問に、3年生の男の子は「生きていけない…。」と切実な思いを口にしていました。少しでも悲しい思いをしない為に訓練の大切さを理解してくれたのではないでしょうか。
話の後は、おやつ中に地震が起こった事を想定して、どのように身を守るかの訓練です。まず先に頭を守れる様、みんなで机の下に潜ります。1年生の手を引き、机の下に一緒に入ってくれる子やふざけている子に注意をしてくれる心強い2,3年生に気持ちが温かくなりました。
今回の避難訓練では、校庭への避難はせず班ごとにグループミーティングを行いました。話し合ってもらったのは次の3題です。
「校門前の歩道橋付近で地震が起きたらどうするのか?」
「校庭で遊んでいる時に地震が起きたら?」
「学童の室内で地震が起きたらどうするか?」
どの班も真面目に意見を出し合っていました。「歩道橋の下に隠れる。」「歩道橋から離れる。」「手すりに掴まる。」「揺れが治まったら階段から下りる。」「持っている物やランドセルで頭を守る。」等。校庭や学童で地震が起こった場合は、どの班も「校庭の真ん中に集まる。」「机の下に隠れる。」「窓、ドアを開ける。」でした。発表は時間の都合で次の日となりましたが、各班の3年生がしっかりと大きな声で発表してくれました。 自分の身をしっかり守り、とっさの時に慌てない様に、これからも訓練を重ねていきたいと思います。