最近は、全国各地で発生する地震速報が、たびたびニュースで報じられます。つい先日25日(月)も埼玉を震源とする地震がありました。1年生はすでに学童に登所し室内で遊んでいるところ、突然、指導員による地震発生の合図とともに机下に潜って頭を守るよう指示の声が掛けられました。1年生は学童でまだ避難訓練をしていなかったのですが、素早い行動がとれて、安心感とその行動に驚かされました。
5/27(水)は初めての避難訓練(地震)をおこないました。
今回は1年生から3年生まで揃っての訓練です。最初に合図とともに机下で頭を守る練習ですが先日と違い大人数なので、なかなか机下に全員潜る事に手間取っている班がありました。
すると、3年生が「頭だけ!頭だけ入れるんだよ!」と皆に声を掛け、そのアドバイスに全員の頭が入る事ができました。こんな3年生の光景にまとめる力を感じ取りました。
今回は、「地震の時にはどんな事に注意したらいいでしょう?」の問い掛けに対して、班ごとに考えをまとめて発表をしてもらいました。
1班・机の脚をつかむ。・早く動く。・自分勝手はやめる。・無駄な行動はしない。
2班・テーブルから出ない。・机にはいる。・頭を出さない。
3班・無駄な行動はしない。
4班・しゃべらない。・場所を取り過ぎない。・頭を守る。机を独り占めしない。
5班・押さない。・先生の言う事を聞く。
6班・机の脚をつかむ。・地震が収まるまで外に出ない。・頭だけをかくす。
3年生を中心に自分の意見が言える機会にもなりました。
最後に指導員が お・か・し・も・ち のカードを持ち説明と質問すると元気よく手を挙げ答えていました。いつ来るか分からない地震や災害に備え大事な命を守る訓練を真剣にし、そして、大人たちは、日頃から子ども達にいざという時の心構えを教え続けることが大切と思いました。